留学体験談

開発学と経営学を学ぶ

小澤 一美さん

ブラッドフォード大学で開発学と経営学を学ぶ
小澤 一美さん

  • ブラッドフォード大学
  • 専攻名:開発学(プロジェクトプランニング&マネージメント)修士課程
          経営学(マネージメント)修士課程
  • 留学期間:2007年9月~

beo大学院留学準備コースを修了して、現在、ブラッドフォード大学で開発学(Development Studies)と経営学(MSc in Management)を学ばれている小澤一美さんの体験談をご紹介します。

  1. 大学院留学準備 (2007.10.24)
  2. 大学生活について(その1) (2007.11.20)
  3. 食生活について (2008.01.17)
  4. Semester 1終了 (2008.02.21)
  5. Semester 2終了 (2008.06.10)
  6. 大学生活について(その2) (2008.06.12)
  7. Dissertation終了 (2008.09.10)
  8. 大学院2年目(2008.10.21)
  9. Semester1終了(2年目)(2009.01.19)
  10. Semester2終了(2年目)(2009.08.21)
  11. Dissertation終了(2年目)(2009.08.24)
  12. 最終回 Graduation(前編)(2009.12.11)
  13. 最終回 Graduation(後編)(2009.12.11)

10.Semester2終了(2年目)

Semester2は、1月22日から5月22日までの18週間でした。Semester1と同様ハードで、この期間での私の学習時間は920時間(週平均52時間)で、Semester 1よりも若干多いです。この期間は、イースターホリデーという2週間の休み(いわゆる春休み)が4月にありましたが、それが終れば、エッセイの提出や、試験が控えているので、その準備に追われることが多くて、休みという感じでは有りませんでした。

このSemester2では、選択科目を幾つか選ぶことができますが、その数はコースによって異なります。私は、一番多く選択できるマネージメントコース(選択4科目、必須2科目)なので、国際ビジネス関係を中心に、興味ある科目を選びました。実際、どれも刺激のある、実践的な科目ばかりでした。例えば、「戦略的マネージメント」では、マイケル・ポーター等戦略理論と、戦略構築プロセスのレクチャーがあり、その後のセミナーでは、その応用として実在する企業の戦略を分析しました。「国際ビジネス戦略」では、海外進出プロセス理論や多国籍企業戦略等のレクチャー、セミナーでは国際ビジネスを扱った論文を基に、毎回グループ単位で議論しました。実在する企業も具体例として紹介されています。

全体として、興味深かったことが二つあります。一つは、日本のマネージメントスタイルが頻繁に取り上げられています。ジョイントベンチャー戦略、サプライヤー戦略、雇用形態など製造業界に関するものがほとんどですが、日本の自動車やエレクトロニクス産業の強い競争力の原動力に関する学術的な研究が多いことを示すものです。二つ目は、選択した4科目には、全て企業社会責任 (Corporate Social Responsibility)に関するレクチャーがあったことです。海外進出に伴い、現地の社会的影響も少なく有りません。環境汚染、就労条件(Child labor等)など様々な視点から議論をしました。


このように充実した、タフな平日でしたが、週末は、気分転換の為に、なるべく趣味のスポーツに時間を割きました。地元ランニングクラブの仲間と大会に参加したり、一緒に運河沿いを長時間ランニングしました。運河は、'Leeds - Liverpool Canal'という英国第2位の長さを誇っています(全長 204 Km)。この運河沿いの小道から見える景色は最高に良くて、北イングランドの自然の美しさを凝縮しているかのようです。運河の左右には起伏ある緑緑した小山や丘が見え、そこには羊や馬が放牧されています。運河にはナローボートが浮かんでいます。白鳥や鴨もいます。ランニングしている人や、犬と一緒に散歩している人達によく出会います。"Good morning", "Hello"と笑顔で互いに声をかけると、本当に清々しい気持ちになります。この運河には、ブラッドフォード市内の見所があります。世界遺産の'ソルティア (Saltaire)'と、5段ある水門、'ビングレイ(Bingley Five-Rise Locks)'です。写真1(Saltaire), 写真2(Bingley)は、7月のランニング中に撮りましたが、この運河は何度来ても飽きることがありません。

写真2(Bingley) 写真1(Saltaire)