
|
 |
イベントレビュー:ブラッドフォード大学 体験レクチャー(平和学)
“The role of memory in war and peace”
〜戦争と平和における記憶の役割〜
Professor Donna Pankhurst
Professor of Peacebuilding & Development, Associate Dean for Teaching and Learning SSIS
平和・開発学・ジェンダー問題に研究の中心を置く。
アフリカ各国での仕事や現地調査の経験が豊富にあり、平和や調和問題に関する書籍を出版、ウガンダでの基金推進、多くのNGO団体や国際機関のアドバイザー・コンサルタント、地元中学校の理事を努めるなど、各方面で活躍中。
"The role of memory in war and peace"
〜戦争と平和における記憶の役割〜
「平和と紛争」を研究する世界最大規模の専門機関と知られているブラッドフォード大学の平和学部(Peace Studies Department)。卒業生は国際機関やNGO、政府関連機関など、多方面で活躍しています。
今回、ブラッドフォード大学平和学部からProfessor Donna Pankhurst をお招きし、「The role of memory in war and peace」と題した体験レクチャーを東京・大阪の両オフィスで開催。
実際に大学で取り上げられているトピックということもあり、平和学研究に高い関心をお持ちの方々に大変満足していただける内容のレクチャーとなりました。
当日の模様
30分強の平和学研究に関するレクチャーの後、8人ごとのグループに分かれてディスカッションを実施。英語、もしくは日本語でディスカッションし、最後に代表者が発表をするというイギリスの授業でもよくあるパターンがとられました。
【東京オフィス】
ディスカッションでは、各グループに進んでリーダーシップをとられる方がいらっしゃり、学生による参加型の活発なイベントになりました。「実際のイギリスの授業を経験できた」と多くの方に満足いただき、初対面同士でありながらも、セミナー終了後、この日のトピックについて遅くまで話し合われている姿が見受けられました。
【大阪オフィス】
日本語でのディスカッションも可との指示がProfessor Donnaから与えられましたが、皆さん進んで英語でディスカッションされていました。イベント終了後、Professor Donna とブラッドフォード大学のインターナショナル・オフィサーに感想を伺ったところ、「参加者の方々は大変真剣にレクチャーを聞いていたし、ディスカッションでも興味深い意見を出し合っていた。」と非常に関心されていました。
beoでは、海外の有名・人気大学教授による体験レクチャーを定期的に開催しています。現地の授業を体験し、最新の学説にも触れることができるこの機会をどうぞご活用ください。最新のイベント開催情報は、イベント情報ページをご確認ください。
|
イベントレビュー:ブラッドフォード大学体験レクチャー(平和学)
'Peace Studies and International Security: Education for Dual Use Bioethics'
〜平和学と国際安全保障:二重用途・Dual-useに関する生命倫理教育
英知と危険が内在する科学。その危険性を正確に認識している科学者は決して多くはありません。
今回、ブラッドフォード大学から社会国際研究学部教授のProf. Malcolm Dandoをお招きし、
二重用途(Dual Use)に関する考察を生命倫理的見地からを行っていただきました。
■Prof. Malcolm Dandoの講演
生物兵器の歴史、成り立ち、保有と不正使用の経緯を踏まえ、平和学・国際安全保障の観点から科学の責任、生命科学の不正使用防止のための措置について考えます。
■レクチャーのサマリー 1. Pre-scientific biological warfare
近代科学以前(微生物学が生まれる以前)の伝染病の恣意的利用
2. Initial use of biological warfare 微生物学の発展
3. The beginnings of scientific biological warfare 微生物学と生物兵器研究への応用
■参加者の声
- 難しかったです。自分の英語力を知るきっかけになりました。
- 自分の英語力のなさを実感しました。
- 留学先の講義についていけるか、エッセーを書けるのかとても不安になりました。もっと英語の勉強に力を入れたいと思います。
- あらかじめ専門用語を調べて参加すればもっと得られるものが多かったと思います。
- 英語力が足りず、せっかくのレクチャーを全く理解できなかったことが悔しかったです。自分の今の力を知るための良い機会になりました。
- 希望している専攻とは異なるレクチャーでしたがとても興味深い内容でした。今後もこのような体験レクチャーには分野を問わず参加してみたいです。
- 日本の生物兵器外交に関する取り組みを初めて知りました。とても興味深い内容でした。
■カウンセラーよりメッセージ
今回の体験レクチャーでは、平和学、開発学、ビジネスで特に定評のあるブラッドフォード大学よりMs.Cynthia Gault(Deputy Head of the International Office)、Prof. Malcolm Dando(ブラッドフォード武装解除研究センター教授)、Dr. Simon Whitby(ブラッドフォード武装解除研究センター・ダイレクター)、そしてbeoでブラッドフォード大学への留学をサポートさせていただき、間もなく博士課程を修了されるMr. Masamichi Minehataにお越しいただきました。
日本でも人気の高い平和学。当日は大変多くの方にご参加いただくことができました。
Ms.Cynthia Gaultによる大学プレゼンテーションとDr. Simon Whitby による研究センターの研究概要説明の後、Prof. Malcolm Dandoより生物兵器の歴史・成り立ち・不正使用防止のための取り組みに関するレクチャーが行われ、参加者の方々は静かに耳をかたむけていました。
質疑応答の際には積極的に英語で質問される方もいらっしゃり、"とても質の高い学生に感銘を受けた。質の高い良いイベントだった。また是非このようなイベントを行いたい。"と来訪した教授陣からお礼のメールをいただくほどでした。
その一方、参加された方から頂いたアンケートの中には"より高いアカデミックな英語力の必要性に気がついた"といった内容のコメントが数多くみられたようです。確かにはっきりいって難しかったです・・・。今回はバイオ兵器ということで、普段あまり縁のない専門用語が出てきてきたことも理由として挙げられます。レクチャーで使っていたプレゼンテーションのスライドは小さな文字で英語だらけ。おそらくこれが本当の授業であれば、どこをどうノートに取ればわからないという方もいらっしゃるのではないかと思います。
これが実際のイギリス修士課程の授業なんです。今回を機により高い英語力を身につける必要性を感じた方は、Ms.Cynthia Gaultが受講を勧めていた英国大学連盟(NCUK)*の大学院進学準備コース(GD)や、beoカレッジが開講している各種アカデミック英語コースで渡英までに英語力を是非磨いていただきたいと思います。
*ブラッドフォード大学も加盟する大学連盟。大学院レベルで必要なアカデミック英語の習得を目的とした大学院進学準備コース(GD)を開講。これまでに7,000名以上の学生をイギリス留学へ導びく。同コースを一定の成績で修了すると加盟校への進学が保証されるのも特徴のひとつ。(日本ではbeoカレッジのみが開講)
レクチャー終了後も、今回のテーマについて教授陣らと議論を交わしたり、楽しく談笑される方々の様子が遅くまで見られました。
>ブラッドフォード大学に関するお問合せはこちら
>平和学を専攻された方の体験談はこちら
前列左からMs.Cynthia Gault、Prof. Malcolm Dando、Dr. Simon Whitby、Mr. Masamichi Minehata |
|
|
|